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カナダの民間業者が2013〜14年、フィリピンに輸出し放置していた大量のごみ入りのコンテナが31日、
マニラ近郊のスービック港から貨物船でカナダに向け送り出された。カナダ政府は6月末までに回収する
意向だったが、フィリピン政府が再三、早期撤去を求め、日程を大幅に早めた。

カナダの対応の遅さに激怒したドゥテルテ大統領が、ごみを引き取らないなら「戦争する」と警告し、
ロクシン外相は駐カナダ大使を召還。20日には政府職員のカナダ出張も禁じた。各国が頭を悩ませる
ごみ処理問題が外交問題に発展した。