中華思想はNegativeだけではなく良い面も有る。 民族を問わず、時の王朝に朝貢すればその仲間に入れるという広大な思想である。
日本が現代でも叩かれているのは朝貢を渋って冊封体制下に属することを拒んだからである。
朝鮮半島は古代から自ら進んで中華王朝の冊封体制下の地域になった。 よって終戦まで朝鮮半島には独立国家が存在していなかっ
た。
時の地方豪族が僅かの貢物を中華王朝に贈りその数倍数十倍のお土産を授かって些かでも国らしき体裁を保っていただけである。
『韓国人は中国人のパンツを穿いた猿』・『鮮人は支那人の飼い犬である』と言われる由縁である。
朝貢・冊封体制、そのやり方は現代にも通じていて中国政府が近隣の極貧国やアフリカ諸国元首に来朝させてお土産を沢山持たせる外交方程式がある。
朝貢を拒否した国は悉く侵略され略奪される悲運を味わった経緯がある。
高麗など(南北鮮)、蒙古(内蒙古)、チベット(西蔵)、トルキスタン東部(新疆ウイグル地区)、大理(四川省雲南)、安南(ヴェトナム)、冊封体制に入る前の朝鮮半島などなど。