https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190603/0030771.html

再生可能エネルギーで企業と連携
06月03日 17時37分

東京都は、再生可能エネルギーの積極的な導入を打ち出している企業と都庁で会議を開き、導入の拡大に向けて連携することを確認しました。

都庁で開かれた会議には、2050年までに業務に使う電力をすべて再生可能エネルギーでまかなうことを目指す国際的な取り組み「RE100」に参加している国内企業の20社あまりや東京都の小池知事などが出席しました。

この中で、小池知事は、「東京は日本で最大のエネルギーの消費地であり、電気を利用する側が再生可能エネルギーの拡大を進めていくことが重要だ」と述べ、導入拡大の向けて企業との連携を呼びかけました。
このあと、参加した企業がそれぞれの取り組みを紹介しました。

このうちソニーは、ことし熊本県と東南アジアのタイのあわせて2か所で大規模な太陽光発電所を稼働させるなど再生可能エネルギーの活用を進めていることを説明したほか、イオンは2050年までに店舗から排出される温室効果ガスを実質ゼロにすることを目標にして、店舗に再生可能エネルギーの導入を進めていることを紹介していました。

東京都は、2050年までに都内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を掲げていて、目標の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大を進めていくことにしています。