https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190605/5020003253.html

行橋市 6日未明から減圧給水
06月05日 13時07分
行橋市は、水道水などの主な水源となっているダムの貯水率が低下していることから、6日未明から家庭に送る水の量を抑える「減圧給水」を始めることになりました。

行橋市では、水道水や農業用水の多くを添田町の油木ダムに頼っていますが、ダムの貯水率は、5日午前0時の時点で15.2パーセントまで下がっています。

このため行橋市では、浄水場から家庭に送る水の量を抑える「減圧給水」を、6日午前0時から始めることになりました。

対象となるのは市内全域のおよそ2万5000世帯で、今回の措置では一般の家庭に送る水の圧力を通常より10パーセント下げますが、行橋市によりますとふだんの生活に大きな支障は出ないということです。

行橋市で減圧給水が行われるのは、2009年以来10年ぶりで、これによって1700トン程度の水道水を節約できると見込んでいます。

行橋市上水道課の有松正一課長は「ぜひ節水に協力をお願いしたい」と話しています。