2019年6月7日 11時40分
http://news.livedoor.com/article/detail/16582275/

暖房時はオフにすれば燃費向上に繋がる

 いまのクルマのエアコンは、温度設定さえしておけば、あとはお任せというオートエアコンが主流だが、このオートエアコンでも「A/C」というボタンを押せば、エアコンのスイッチがオフになり、「送風」だけの状態になる。一年中、「送風」なんて使ったことはない、という人も多いだろうが、この「送風」モードの使い道はあるのか?

 もちろん「送風」にだって出番はある。それは冬の暖房時。

 エアコンは沸点の低い冷媒=フロンをエバポレーターに流して、冷媒が気化することで、周囲の空気を冷やし、空気が冷えると空気中の水分が結露するので、それを車外に排出させて、除湿もできるというシステム。

 日本のエアコンはとっても優秀なので、エバポレーター付近の空気はいったん3〜4度まで冷やされて、それをエンジンの冷却水の熱で設定温度に温め直して、室内に送り出している。

 これは夏でも冬でも同じなのだが、冬は温度を下げる必要がないので、エアコンのコンプレッサーを回さずに、冷却水の熱を利用したヒーターコアで空気を暖め、それを「送風」で車内に送り込めば、それで快適に過ごせるはず。

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