安倍晋三首相は26日の通常国会閉会にあわせ、首相官邸で記者会見を行った。首相は、95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要とした金融庁金融審議会の報告書に関し「年金は老後の生活の柱だ。現行制度を批判することは簡単だが、年金を増やす打ち出の小づちは存在しない。今後急速に少子高齢化が進み、支え手の現役世代は減っていく」とした上で「政策次第で年金を増やすことは十分可能だ」と述べ、保険料収入を増やすための経済政策を重視する考えを示した。

2019.6.26 16:14 産経新聞
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