ロシアのプーチン大統領は4日、ローマ法王庁(バチカン)を訪問し、ローマ法王フランシスコと会談した。バチカンの発表によると、2人はウクライナ問題やシリア、ベネズエラ情勢などについて約1時間協議した。会談の詳細は発表されていない。

2人の会談は2015年6月以来で、今回が3回目となる。プーチン氏は会談に約1時間遅れ、ローマ法王を待たせた。過去2回の会談も遅刻した。

プーチン氏は国際会議や外国要人との会談で頻繁に遅刻することで知られ、英国のエリザベス女王を待たせたことがあった。メルケル独首相との会談では約4時間遅刻したこともある。

(ローマ支局 笹子美奈子)

7月5日 読売
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