2019年7月7日 12:45
 福井県は7日、同県大野市で見つかった野生イノシシ2頭が豚コレラに感染していたと発表した。豚コレラは岐阜、愛知両県の養豚場で相次いでいるほか、三重を含めた3県で感染した野生イノシシが多数見つかっている。福井県内での確認は初めてで、養豚場への感染拡大が懸念される。

 県によると、6月29日と7月3日、岐阜県と隣接する大野市内の2カ所で地元の猟友会が設置したわなにかかっているのを発見。福井県の検査で5日に陽性反応が出て、国の検査で6日、確定した。

 県内では8施設で計約2600頭の豚を飼育しているが、現時点で異常などは報告されていない。(共同通信)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/442418