>>892
「旧穢多」に属していたひとびとは、「職業・・・平民同様タルベキ事」という布告で、近世幕藩体制下で認められていた、職業の制限と監視にともなうすべての特権を喪失(リストラ)→ここから貧しくなった旧エタが発生
明治4年の太政官布告
「雑業(総録、検校、勾当、瞽者、角觗、売卜者、香具師、辻薬売、戯場音曲芸人、穢多非人等)の貫籍を正し、検校勾当及び穢多非人の称を廃し、悉く民籍に編入し、地租蠲免の制を罷む」
明治4年の太政官布告によって、「穢多非人」は「警察」に関与する特権を失い、「検校勾当」は「金融」に関する特権を失った
「検校勾当」は、幕府によって認可された「官金による金貸業」であった
明治4年春、東京府・京都府・開拓使から解体要求がだされ、明治4年11月3日太政官布告第568号として
「盲人の官職廃止」の布告が出された
「穢多」の監視下に置かれていた職業、「検校、勾当、瞽者、角觗、売卜者、香具師、辻薬売、戯場音曲芸人・・・」
農工商は、一般的な産業従事者です。それ以外は非常民。ある意味特権保持者
これが真実です
「旧穢多」の近世的、「探偵・捕亡・拷問・糾弾」の知識と技術は、戦前においては、「特別高等警察」(特高警察)に、戦後においては、「公安警察」(公安)に継承されている