終戦の日を前に、宮崎の特攻隊員の資料を集めた展示会が宮崎市で開かれています。

宮崎市宮田町にあるギャラリーカフェ「オードリーハウス」で3日から開かれている展示会。オーナーの土持孝博さんがおよそ2年前から集めた写真や資料などおよそ170点が展示されています。

会場には、宮崎の特攻隊員5人を中心とした資料が並んでいて、出撃した時の様子を描いた絵日記や、海軍で使われていた「隠語」が記されたアルバムなど、さまざまな資料から当時の様子を知ることができます。

(訪れた人)

「まだ幼い顔を残して、若い方々が日本のために命を捨てて、そういう方々の上に今の平和があるのかなと感じました」

会場には、海軍音楽隊でクラリネットを演奏していた西都市出身の矢野務さんの資料も展示されていて、12日にはミニコンサートも開かれます。

展示会は今月15日まで、宮崎市の「オードリーハウス」で開かれています。

2019年8月3日 土曜 午後6:07
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