大型巡視船「みずほ」引き渡し

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190822/4060003539.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

尖閣諸島周辺など、離島の警備強化を目的に下関市の造船所で建造されていた
海上保安庁の大型巡視船「みずほ」が完成し、22日、引き渡し式が行われました。

完成した新型巡視船「みずほ」は、全長134メートル、総トン数およそ6000トンと、
海上保安庁の巡視船としては「しきしま型」に次いで2番目に大きなクラスです。
引き渡し式は、下関市の三菱造船江浦工場で行われ、海上保安庁の岩並秀一長官が
造船会社の代表に受領書を渡し、巡視船に海上保安庁の旗が掲げられました。

続いて、岩並長官は乗組員に対し、
「わが国周辺の情勢が緊迫化するなか、任務の重要性を改めて意識し、
本船が持つ優れた能力をいかんなく発揮できるよう研さんに努めてほしい」
と訓示しました。

「みずほ」は、ヘリコプターを2機搭載可能なほか、40ミリと20ミリの機関砲を備えていて、
離島の警備や日本の排他的経済水域での違法操業の取り締まりのほか、
遠洋海域での救助活動などに力を発揮することが期待されています。

みずほは、今後、訓練航海を行ったうえで、来月、名古屋海上保安部に配備されることになっています。

08/22 14:42