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一神教的な哲学的直観を持つギリシャ哲学(ストア派、いまいち弱めだがプラトン主義)と世界帝国の一つでありギリシャ哲学(一神教)が浸透した古代ローマ帝国、
そして人類最古の一神教と言えるユダヤ教が交流した時代でないと生まれ得ない絶妙な化学反応が起きるタイミングにキリストは誕生した

https://ja.wikipedia.org/wiki/不動の動者
不動の動者(ふどうのどうしゃ、希: τὸ κινοῦν ἀκίνητον、英: unmoved mover)とは、アリストテレスが
『自然学』や『形而上学』の中で言及した、世界(宇宙)の運動(円運動)の根本原因。第一の不動の動者
(だいいちのふどうのどうしゃ、希: τὸ πρῶτον κινοῦν ἀκίνητον、英: first unmoved mover)、第一動者
(だいいちどうしゃ、希: τὸ πρώτη ἀκίνητον、拉: primum movens、英: first mover)、第一原因(だい
いちげんいん、希: πρώτη αιτία、拉: causa prima、英: first cause)とも。

アリストテレスの天動説的な世界観・宇宙観においては、地球が宇宙の中心にあり、それを取り巻く、
アイテールで満たされた宇宙は第一の運動である円運動によって規則正しく動いている。そしてその最外層
には、その諸々の運動の原因となっている、何者にも動かされずに自足しつつ他のものを動かす「第一の不動の動者」が控えている。

アリストテレスは『形而上学』の中で、これを「神」(希: θεός)であるとも述べている[1]。この「神」
概念が、中世のスコラ学、特にトマス・アクィナスに受け継がれてキリスト教神学に大きな影響を与えた[2]。