2019年9月14日 21:09 (2019年9月14日 22:36 更新)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49843210U9A910C1EA3000/
豚コレラの感染が埼玉県と長野県でも確認されたことを受け、農林水産省は14日夜、
豚コレラ防疫対策本部の会合を開いた。冒頭で江藤拓農相は「ステージは確実に変わった。
長野と埼玉(での発生)は非常に大きい」と警戒感を示した。会合ではウイルスの
まん延防止に向け、ワクチン接種の是非などを話し合った。

豚コレラの感染が関東でも確認されたことを受け、事務次官や担当局長ら幹部が
対策本部に集まった。江藤氏は同日の会合について「どういう方針をとるか指示はしないが、
我々が動かねばならないのは間違いない事実だ」と述べた。豚コレラ被害の拡大防止に向け、
様々な対策を打ち出す必要があるとの考えを示した。

11日に就任した江藤氏はこれまでの記者会見で、豚コレラ対策のワクチン接種について
「決断しなければならないときは私が決断する」と述べている。ワクチン接種は感染拡大の
防止に効果があるが、豚肉の流通や輸出に制限が出るなどリスクもある。

豚コレラを巡っては13日、埼玉県秩父市の養豚場での感染が判明し、関東での発生が
確認された。14日には長野県の畜産試験場でも感染が確認された。昨年9月に岐阜県で
再発生し1年が経過したが、ウイルスのまん延が止まらない状況が続いている。
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