>>785
「オカマ」は元々は肛門を意味する江戸時代の俗語であり[1]、
転じてアナルセックスをする・される(おカマを掘る・掘られる)こともある女装をする男娼を指し[2]、
1980年代頃から女性的な男性全般(非同性愛者含む)への名称(蔑称)になった。
[3]なお、江戸時代には「「おかまを割る」とも言った。

元来ある炊事用具の おかま(御釜/御竈)は釜の丁寧語であるが、
同性愛者の名称としての「カマ」が何なのかについては、底が丸く尻の形と似ている釜とする説、
江戸時代に男娼を意味した「陰間(かげま)」がなまったものとする説、それに歌舞伎の「女形(おやま)」を関連づける説、
そして梵語で愛欲を意味する「カーマ」を語源とする説など様々なものがある。 広義の男性同性愛者を指すときの「オカマ」は、
「(女性的な)男性同性愛者」「オネエ言葉を使う者」「女装趣味の者」「性風俗の職にある者」「水商売や芸能の職にありショーなどを演じている者」「性同一性障害」など、
実際には異なる複数の概念が混同されている。現在では「おかまを掘る」という言葉は転じて交通事故での後部への追突を表すスラングとしても用いられる。

「オカマ」の使用の是非に関しては、ゲイ当事者の間でも賛否両論がある。