実名公表に警察庁長官からの圧力

◆「京アニ」犠牲者の実名公表、警察が異例のアンケート 遺族が語る公表への思い[週刊新潮 2019年8月15・22日号] https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08200558/
◆警察庁長官の意向
 そう話す伸一さんによると、府警は当初、7月29日に犠牲者全員の名前を公表する予定だったという。
『前日には「明日お名前を公表する予定です」との連絡もあった』が、結局、29日に公表されることはなかった。
「公表の延期を府警に指示したのは、警察庁です」
 と、先の全国紙の社会部デスクは言う。
「特に、栗生(くりゅう)俊一警察庁長官の意向が働いたと言われています。
◆@yuu_iwatsuki
 文藝春秋3月号「警察庁長官人事の波紋」。
 中村格氏の昨夏の総括審議官抜擢についで今年1月栗生俊一氏が長官就任。
 栗生氏は中村氏と共に詩織さん事件に関与しているとされている。
「官邸と警察庁はスキャンダルにまみれた運命共同体。刑事警察、官邸偏重人事の負の連鎖は依然として続く」と記事。
@yuu_iwatsuki
つまり官邸は、初めから最大限の忖度を期待した官僚人事を行っているということ。
「指示」ではなく「忖度」ならば、何かあれば「官僚が勝手にやったこと」と簡単に切り捨てられる。
官僚が国民ではなく官邸のために動くことを暗に前提としているのだとすれば、事は直接脅しをかけるより一層悪質になる。