関西 NEWS WEB
アニメ会社 家族ら安否気遣う
07月18日 16時40分
http://web.archive.org/web/20190718222211/https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190718/2000017764.html

18日午前、京都市伏見区にあるアニメーション製作会社のスタジオで爆発的な火災が起きました。
京都府宇治市にある「京都アニメーション」の本社には社員の家族などが安否を確認するため訪れています。

このうち、息子と娘が社員で、妻と訪れたという男性は「娘は東京に出張中で無事が確認できましたが、息子の方は連絡が取れず、火事に巻き込まれたのではないかと心配しています。会社側からの説明を聞きたいと思います」などと話していました。
「京都アニメーション」の社員によりますと、本社には現場の情報がなかなか入ってこず、死亡した人やケガをした人がどの社員などかは把握できていないということです。
本社を訪れた、20年前に京都アニメーションに勤めていたという寝屋川市の50代の男性は「こんなことになり、びっくりしました。勤めていたときの知り合いの安否がわかっていないので大丈夫かなと思い、急いで来ました」と話していました。

【取材をしていたNHK関連会社社員の話】
火災が発生した際、別の場所にある京都アニメーションの本社で取材をしていたNHKの関連会社の社員によりますと、社長らと打ち合わせをしていたところ、火災の連絡が入り、社長たちは慌てて京都市伏見区の現場に向かったということです。
会社の関係者の話では、京都アニメーションには、本社の建物のほかにスタジオが5棟あり、200人以上が働いているということです。
このうち、火災があった第1スタジオは、最も古くからあるスタジオで、作画や演出などアニメーション制作の中核となる場所だということです。