自転車で車道を走行中に対向車線へ飛び出し、ワンボックス車に急ブレーキをかけさせたとして、埼玉県警上尾署は18日、同県桶川市寿、会社員の男(32)を暴行容疑で逮捕した。

 発表では、男は7月6日午後5時50分頃、自宅近くの県道を自転車で走行中に対向車線へ飛び出し、ワンボックス車を運転していた男性(50)に急ブレーキをかけさせた疑い。その後、元の車線に戻ったという。調べに対し、容疑を認めており、「運転手の驚く顔が見たかった」などと供述しているという。

 同署幹部によると、運転者の男性や、近くにいた第三者がけがをする可能性があったため、暴行容疑を適用したという。同署管内の上尾市、桶川市、伊奈町では昨年秋頃から、自転車や歩行者が車線に急に飛び出し、乗用車などに急ブレーキをかけさせるなどの被害が十数件発生。男は「1年ほど前からやっている」などと供述しているといい、同署で関連を調べる。

2019年9月19日 15時26分
読売新聞オンライン
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