長野市赤沼の新幹線基地は、「脱ダム」の田中康夫元長野県知事と
長野県の土建屋軍団(今の長野市長の加藤久雄はその中心人物)との間で
「ダムか堤防か」で死闘が繰り広げられた場所。土地が低くて
昔から飯塚山から流れ落ちてくる浅川と千曲川の合流地点で
よく氾濫したところ。

赤沼住民と土建屋軍団は「とにかく、浅川ダム作れ」の一本槍。

脱ダムの田中康夫は「ダムなんて長雨になったら緊急放水が始まり役に立たない。浅川と千曲川の合流地点に防水扉とポンプ作って千曲川に放流し、浅川や
千曲川の堤防を強化する方が大切だ」と主張して、2006年の知事選を戦ったが
土建屋軍団に敗れた。

土建屋軍団は浅川ダムはもちろん作ったが、忌まわしい堤防強化などする
訳もなく、今回の堤防決壊になったわけだ。。

あれから13年経って、どちらが正しかったか結果が出たな。