https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191026/k10012151321000.html


千葉県内の社会福祉施設や医療機関 11か所で浸水被害
2019年10月26日 17時08分


千葉県が県内の社会福祉施設や医療機関の被害状況をまとめたところ、これまで人的被害は出ていませんが、11の施設で床上浸水の被害があったということです。


具体的には、茂原市が医療機関で2か所、高齢者施設で1か所の合わせて3か所、長柄町と酒々井町はいずれも高齢者施設で3か所ずつ、長南町は高齢者施設で1か所、市原市は県立循環器病センターの1か所となっています。

このうち、数人の患者が入院している茂原市の医療機関では停電が続いていて、治療に大きな支障は出ていませんが、非常用の発電機がないため電源車の派遣を要請しているということです。

また、長柄町の高齢者施設では一時30センチほど浸水し、39人の利用者が2階に避難したということです。この施設に向かう道路が、崖崩れによって通行できず孤立状態となっていて、現在復旧作業を進めています。施設では停電もしているため、道路が通行できるようになりしだいマイクロバスを使って利用者を隣の長南町にある施設に移動させたいとしています。

一方、長南町の別の高齢者施設では断水しているということです。

千葉県によりますと、いずれの施設でもこれまでのところ、体調不良になった人がいるという連絡はないということですが、職員を派遣して詳しい状況を確認するということです。

孤立状態の施設も
(リンク先に続きあり)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191026/K10012151321_1910261334_1910261335_01_03.jpg