“ベジタリアンの外国人旅行者も安心を” 超党派議連発足へ

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義の外国人旅行者も安心して観光できる環境を整えようと、来月、超党派の議員連盟が発足し、具体的な施策の提言を目指して議論を始めることになりました。

外国人旅行者の増加に伴って、ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義の人たちが日本を訪れる機会が増えていますが、諸外国に比べ、飲食店での案内や表示が少ないなどの課題が指摘されています。

こうした中、自民党の河村 元官房長官や立憲民主党などの会派に所属する無所属の松原 元拉致問題担当大臣、公明党の石田政務調査会長ら国会議員の有志が来月上旬、超党派の議員連盟を発足させることになりました。

議員連盟では使用できない食品を定めたガイドラインの策定や、認証マークの作成に加え、メニューの導入にかかる費用の助成など、具体的な施策について議論し、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、政府に対する提言の取りまとめを目指すことにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012152721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
2019年10月28日 5時26分 NHK