窃盗仏像は1億5000万円相当

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191101/5030005879.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月・10月、対馬市の寺で県指定の有形文化財の仏像を盗んだなどとして兵庫県の3人の男が
逮捕された事件で、仏像の時価はおよそ1億5000万円に上ることが警察の調べで分かりました。
警察は、仏像の価値を把握したうえで計画的な犯行とみて調べを進めています。

神戸市の土木作業員、有川哲也容疑者(42)と神戸市の飲食店従業員、綾井徳之容疑者(58)、
それに兵庫県三田市の無職、末田充容疑者(61)の3人は先月17日、対馬市峰町佐賀の寺
「円通寺」に侵入し、本尊で県指定の有形文化財「銅造薬師如来坐像」を盗んだとして、
窃盗と建造物侵入の疑いが持たれています。
警察によりますと、3人は容疑を認めているということです。

この事件で、仏像は、寺の住職に犯行を目撃された3人がその場に置いて逃げたため
無事に寺に戻されましたが、警察が県教育庁の学芸文化課を通じて専門家に調査を依頼した結果、
時価は1億5000万円に上ることが分かりました。

警察は、3人が仏像が高価なことをあらかじめ把握したうえで計画的に盗んだとみて、
兵庫県から対馬に来たいきさつや動機などについて調べを進めています。

11/01 16:04