>>666
んだね。
アベノミクスによって消費縮小が起こるわけは、
トマス・ロバート・マルサスの「過少消費説」で説明が出来る。

所得の不平等が経済の衰退を引き起こすことによって貧しい者は消費に余裕がなく、
豊かな者は所得の一部のみを消費に当てるだけの状態になり市場は供給過剰に陥る。
その結果商品需要の不足が発生するため豊かな者は貯蓄に励み生産に再投資しない。
この貯蓄の増加が経済的均衡を崩す結果を生み生産縮小のサイクルが始まる。

多国籍企業を優遇して移民奴隷を奨励するグローバル新自由主義は、
ダンピングのために国内はゼロ金利政策を10年続けても
外需に頼らなければ何の改善も起きない死んだ資本主義で、
賃金を上げられないので人手不足がずっと続いて、
労働者の所得が減り内需が冷え込み、生産過剰に陥った多国籍グローバル企業は
大規模なリストラと工場閉鎖を行って、経済がリセッションする。

このように中間層を破壊し、ごく一部の特権階級の富の増大と大多数の奴隷化の二極化が進んだのだ。