秘伝のたれが人気だった有名焼き鳥店、倒産に追い込んだ社長の“暴走”

 ひびきは1992年1月に設立。
 95年に第1号店となる「やきとりひびき八幡通り店」を埼玉県川越市内に出店した。
 以降、辛みとうまみを兼ね備えた秘伝のみそだれが人気を博し、業容は拡大していく。
 代表である日疋好春社長は「全国やきとり連絡協議会」(全や連)の結成参画をはじめ、業界活動、地域活動を精力的に行うことで「ひびき」の存在感は徐々に高まっていった。

 そんな「ひびき」を周囲は放っておかなかった。
 金融機関は次々と融資を実行するほか、出資に応じる投資ファンドも。
 自慢のみそだれは、モンドセレクションなど数々の賞を受賞して注目を集め、店舗は国内だけでなく、イタリアなど海外にも進出。
 いつの間にか年商は20億円を超えていた。

 成長著しい優良企業に見えた「ひびき」だが、急拡大を理由に有利子負債は増え続け、借り入れ過多は明らかな状態だった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ニュースイッチ 2019年11月6日 8時6分
https://news.livedoor.com/article/detail/17339228/