渋滞対策でバス専用レーン実験へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20191121/1070008293.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

交通渋滞が課題となっているカシマスタジアムの渋滞対策を検討する県の協議会が開かれ、
来年のJリーグの開幕戦で、国道をバス専用とする実証実験を行うことが決まりました。

来年の東京オリンピックの会場にもなっている鹿嶋市のカシマスタジアムは、
試合の際、自家用車による交通渋滞が大きな課題で、ことし9月のサッカー日本代表の試合では、
離れた駐車場からスタジアムまでをシャトルバスで送迎する取り組みが行われました。

県サッカー協会によりますと、この試合の際にはおよそ750台の自家用車が駐車場を利用し、
ふだんより渋滞が少なかったということです。
こうした取り組みを受けて、20日開かれた県の協議会では鹿嶋市やアントラーズ、
それに県のバス協会などが参加して対策を話し合い、来年のJリーグ開幕戦に合わせて
実証実験を行うことが決まりました。

実験では試合終了後のおよそ1時間に限って、カシマスタジアムから潮来インターチェンジに向かう道路の
1車線をバス専用レーンとして、このうち片側1車線となる国道51号線のおよそ4キロの区間は
一般車両の通行を禁止します。
その一方で、今回も潮来インターチェンジ付近に駐車スペースを設け、
スタジアムまでシャトルバスで送迎を行うということです。

県は今後、周辺の自治体やアントラーズなどと協力して実証実験の内容を周知していくことにしています。

11/21 11:23