神戸市教育委員会は21日、民間業者が小学校に納入した米飯から先月と今月、異物が見つかったため、この業者製の米飯提供を一時中止し、20日から他の業者に製造を代替させている、と発表した。関係する複数の学校の保護者には同日通知した。

 市教委によると、桜が丘小学校(西区)で先月21日、この業者が製造、納入した米飯を入れた容器と、容器内の湿気調整シートの間から、クロゴキブリの幼虫(体長約5ミリ)が見つかった。業者に対し、施設の点検などを指導したが、今月19日、北区の小学校でも、米飯とシートの間から虫が見つかった。

 今月見つかった虫がゴキブリなどの衛生害虫かどうか検査中のため、学校名は公表できないとしている。

神戸新聞
11/22(金) 5:50
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