【パリ時事】地中海の島国マルタのシェンブリ首相首席補佐官が26日、辞任した。地元紙マルタ・インディペンデントによると、タックスヘイブン(租税回避地)利用の実態を記載した「パナマ文書」の報道に関わったマルタの女性記者ダフネ・カルアナガリチアさんが2017年10月に爆弾で殺害された事件に関し、警察の聴取を受けているとみられる。
 シェンブリ氏に続いてミッツィ観光相も辞任。カルドーナ経済・投資・中小企業相は、捜査結果が明らかになるまで職務を停止すると発表した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112700389
2019年11月27日10時48分