大みそかに抽せんが行われる「年末ジャンボ宝くじ」が販売中です。1等は7億円、1等の前後賞が各1億5000万円で、10億円が当たる…かもしれない宝くじですが、本当に10億円が当たったら、現金で受け取ることはできるのでしょうか。また、「高額当せん者は銀行で別室に通される」「高額当せん者だけがもらえる本がある」といううわさは本当なのでしょうか。宝くじに関する疑問を、みずほ銀行宝くじ部の担当者に聞きました。
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現金は可能、ただし運搬は自身で

Q.もし、年末ジャンボ宝くじの1等と前後賞に当せんして「10億円を現金で一括で受け取りたい」と希望したら、可能なのでしょうか。その際、自宅への運搬はお願いできますか。

担当者「宝くじの当せん金を現金で受け取ることは可能ですが、現金の持ち運びについては、当せん者さまご自身の責任で行っていただくことになります。そのため、紛失や盗難を防止する観点から、銀行など金融機関のお口座への入金をおすすめしています」

Q.過去に、億単位の当せん金を現金で受け取った人はいるのでしょうか。

担当者「誠に申し訳ありませんが、1億円以上の当せん金を現金で受け取られた当せん者さまの有無につきましては、当方(宝くじ部)では把握しておりません」

Q.高額当せんの場合、みずほ銀行でしか受け取れないと聞いていますが、銀行で別室に通されるといううわさは本当でしょうか。

担当者「宝くじの当せん金は、1当せん金(または1口、以下同)あたり5万円を超えると、みずほ銀行(受託銀行)の本店、または支店でお受け取りいただくことになります。1当せん金あたり50万円以上の当せん金が含まれる場合は、受け取りに際して『ご本人確認ができる書類』(運転免許証など)が必要となります。

さらに、1当せん金あたり100万円を超える当せん金が含まれる場合は、『ご本人確認ができる書類』に加えて印鑑が必要となります。また、100万円を超える場合は、手続きの都合上、受け取りには1週間程度かかります。

『別室に通される』についてですが、当せん金受け取りに際して、必要書類への記入や本人確認資料の提示等の手続きがありますので、窓口でのお客さまのお待ち状況などに応じて、応接ブースや別室でのお手続きとなることがあります」

Q.宝くじの当せん金には税金がかからないと聞いています。何人かでお金を出し合って購入し、当せんした場合、当せん金を分ける際にも税金はかからないのでしょうか。

担当者「個人が受け取る当せん金には所得税が課されません(当せん金付証票法13条)。いわゆる『グループ買い』で当せんした場合、当せん金の受け取りには、グループのメンバー全員の委任状が必要となります。委任状がなく、お一人で当せん金をお受け取りになり、その上でメンバーへ分配する場合は、贈与税の対象となりますのでご留意ください」

Q.高額当せん者だけがもらえるという本の内容を教えてください。どこかで購入することはできないのでしょうか。

担当者「「【その日】から読む本」という本ですが、1000万円以上の宝くじ高額当せん者に配布しているハンドブックで、非売品です。目次は『第一部 すぐにやっておきたいこと、やってはいけないこと』は『第1章 受け取った当せん金は、とりあえず安全な場所へ』『第2章 これからのスケジュールを思い描いてみよう』『第3章 ちょっと待て、落ち着いてからでも遅くない』といった概要です。

以下、『だれに当せんしたことを知らせる(知らせた)か』『だれにお金を分与するか』『お金の使いみちを考えよう』などと続きます」

Q.ちなみに、ジャンボ宝くじの1等を1年間受け取らずに無効になるケースは、どれくらいあるのでしょうか。

担当者「宝くじの当せん金は、支払開始日から1年で時効となります。2018年度に確定した『時効当せん金』は約127億円(数字選択式宝くじを含みます)となりました。ジャンボ宝くじと特定はしておりませんが、127億円のうち1億円以上は7本でした」

12/14(土) 6:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191214-00055103-otonans-life

★1 19/12/15(日) 17:35:14.91
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