◆ 日本の「高速滑空弾」が公開 空母攻撃を想定

日本テレビの報道によると、先ほど日本が初開催した防衛・セキュリティ総合展示会(DSEI)において、防衛装備庁が開発中の「高速滑空弾」が公開された。
この飛翔体は事実上、極超音速飛行装置で、ロシアの極超音速ミサイル「アバンガルド」に似たブーストグライドモデルを採用し、音速の5倍以上で飛行できる。

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今回公開された動画は、「高速滑空弾」の発射、分離、滑空飛行、そして水上の空母に正確に命中する様子を示した。
日本は現在研究に留めているが、このデモ動画を見ると、極超音速機を兵器とし、大型水上艦の攻撃に用いることが最終目的であることが分かる。

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日本政府は平成30年度の中期防衛計画の大綱の中で、2028年頃に2つの極超音速巡航ミサイル大隊を作るとした。
これは早期配備型のブロックT、それから性能アップグレード版のブロックUに分かれる。

極超音速武器は現在、軍事大国から注目を集めている。
多くの国が競って開発を進めるなか、日本も遅れじと関連設計・技術の蓄積を開始している。

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防衛装備庁が公開したデモ動画の中で、高速滑空弾の弾頭が海上の空母と思しき標的に命中した。
日本テレビも報道の中で、米国でさえ軌道調整可能な機動性の高い極超音速武器を開発しておらず、日本が研究に着手したことは注目に値すると指摘したほどだ。

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実際には防衛装備庁は各種新技術の研究開発を重視している。
そのうち一部の研究開発は巨額の投資にも関わらず成果なくして終わっているが、日本側は研究開発の過程で得られる技術の蓄積の方を重視している。
需要があればこれを速やかに使用することができる。

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☆記事内容を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2019-12/15/content_75498460.htm