「氷河期世代」神戸市が10人程度採用へ…政令市で初
12/20(金) 10:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00050121-yom-soci

 神戸市は19日、バブル崩壊の影響で就職難だった「就職氷河期世代」を対象に、10人程度を正規職員として来年10月1日に採用すると発表した。指定都市市長会によると、氷河期世代に絞った採用試験の実施は政令市で初めてという。

 来年4月1日時点で34〜49歳が対象。事務、技術両職種を募集する。学歴や職歴は問わず、2〜3月に申し込みを受け付け、4月に神戸市で1次試験を行う。

 久元喜造市長は19日、市長会を代表して内閣府を訪れ、政令市が率先して氷河期世代の支援に取り組むとした共同宣言文を西村社会保障改革相に手渡した。

 一方、大阪府泉南市は19日、氷河期世代支援のため、保育士など3職種の受験資格の上限を35歳から45歳に引き上げて追加募集すると発表した。計4人程度で申し込みは来年1月16日まで。