大分中央署の40代男性警部が大分市内の飲食店で、テレビ局に勤める20代女性記者の体を触ったとして、県警が調査していることが20日、関係者への取材で分かった。警部はセクハラ行為を認め、退職する意向を示しているという。県警は近く公安委員会に諮り、処分を検討する。

 捜査関係者らによると、警部は今年秋、同市内の飲食店で、別の報道機関の記者を含めて計4人で酒を飲んだ際、近くの席に座った女性記者の服の上から脚を触ったり、帰り際に抱きついたりしたという。

 女性記者から被害申告を受けたテレビ局が県警に調査を依頼した。県警監察課は「調査していることを含め何も言えない」としている。 (井中恵仁、岩谷瞬)

2019年12月21日 6時0分 西日本新聞
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