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[ ノーベル平和賞を受賞 ]

驚くべき事に、日本を挑発し太平洋戦争開戦を積極的に画策した米国務長官 ハルが、
あろうことか昭和20年(1945年 )に、ノーベル平和賞を受賞しました。

理由は、 日米交渉における努力を中心にした、平和外交の推進 ということでした。
戦争犯罪人に ノーベル平和賞を与えるとは、ブラック、ユーモアか喜劇というべきか、
本来であれば日米開戦を避ける為に懸命に努力した日本の野村大使こそが受賞すべきものでした。

それとも別の理由として1901年以来1931年まで30年間に6人の平和賞受賞者を出したアメリカが、
それ以後1945年まで 14年間 も平和賞を誰も受賞していないので、
太平洋戦争が終わったこの時期に、世界における 「 白人支配の権力構造 」 を守ったとして、 ご褒美 に授賞したのかも知れません。

しかし受賞した ハルも ハルでした。
自分が日米交渉に果たした役割、意図が平和とは正反対の戦争であったことは、
自分自身が最もよく知っていたにもかかわらず、その名誉欲から平然と受賞したのは
人間としての最低の モラルである反省心さえも失った、恥ずべき行為でした。