日産の前会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した事件で、ゴーン被告が関西国際空港まで新幹線やタクシーで移動し空港近くのホテルに滞在するなど出国までの詳しい足取りがわかった。

ゴーン被告は保釈の条件となっている「海外への渡航禁止」に違反し、先月、中東・レバノンへ出国し東京地検と警視庁が不法出国の疑いで捜査している。

ゴーン被告は、防犯カメラの解析などから先月29日の昼頃、都内の制限住居から徒歩で外出したことが確認されているが、その後の捜査関係者への取材で、午後4時半ごろに品川駅に姿を現し新幹線に乗っていたことが新たにわかった。

ゴーン被告は新幹線を新大阪駅で降り、午後7時半ごろに駅を出てその後、タクシーに乗り換えて関西国際空港の近くにあるホテルへと移動していたという。

ゴーン被告はこの日の深夜に関西国際空港からプライベートジェットに乗って出国したとみられ、東京地検と警視庁が引き続き詳しい足取りを調べている。

1/6(月) 14:01配信
日テレニュース24
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