■ 民間の日本人として初めてレーダー製造工場を見学

「イージス・アショア」そのものの性能や、最近の国際情勢をふまえ、専門的な見地から配備計画の今後に迫っていく。
「専門的な見地」ということで、軍事評論家・岡部いさく氏と、防衛問題にくわしいフジテレビ・能勢伸之解説委員に聞いた。

佐竹知事:
SM-3ブロックIIA(日本採用の迎撃ミサイル)が、何十年もあのままでいくはずがない。
配備される5年後くらいになると新しいバージョンができている。
そのときに新しい装備のための増設などできるかどうか。
5年、10年で兵器はどんどん変わる。
だから、最初からある程度面積が必要だし、周辺環境も配慮しなきゃいけない。

現状の配備計画は、北朝鮮の弾道ミサイルに対する防衛が念頭に置かれているが、北朝鮮の技術の進歩や世界情勢の変化にともない、求められる防衛システムも変わってくるのではないか...という。

フジテレビ・能勢伸之解説委員:
新たな脅威というのは、確かにイージス・アショアの配備計画が持ち上がった時には、あまり考えられていなかった脅威。
それも視野に入れるべきだということになると、計画全体の見直しにも発展する話。

軍事評論家・岡部いさくさん:
低い弾道で大気圏内の高いところを飛ぶ、デプレスト軌道で飛んでくるミサイル。
あるいは、中国が実戦配備しているという極超音速滑空兵器。
マッハ5(時速6,000km)以上のスピードで滑空しながら、しかも自在にコースを変える。
これに対して、LM社の説明では『SPY-7』は大気圏内を不規則に飛んでくる兵器もとらえられる。
ただし 、どんなミサイルで迎撃するのかというと、そのミサイルはない。
だから、今の防衛省の説明のままの仕様のイージス・アショアでは対応できない

☆記事内容を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい
https://www.fnn.jp/posts/00049691HDK/202002292019_AKT_HDK
https://www.fnn.jp/image/program/00049691HDK?n=17&;s=nc
https://www.fnn.jp/image/program/00049691HDK?n=13&;s=nc