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 岐阜県飛騨市産の薬草「メナモミ」を使った食パンの予約販売が17日、同市神岡町東雲の喫茶店「あすなろ」で始まった。

 マーガレットの花の酵母で作った同店の人気商品の食パンに、メナモミの粉末とメナモミそばのゆで汁を混ぜて焼き上げた。滑らかな食感と、野草特有の爽やかな風味が楽しめる。

 パンの開発は、250種以上が自生しているという市内の薬草の活用を進める「市薬草ビレッジ構想推進プロジェクト」の一環。同店、市や東京都内のパン店などが協力し、昨年の夏から検討を進めてきた。

 開発に携わった市地域おこし協力隊員の岡本文さん(35)は「血管のつまりを取り除くと言われるメナモミで健康に過ごしてほしい」と話した。あすなろ店長の原田淳子さん(56)は「食卓に健康と笑顔が広がってほしい」と期待した。

 パンは完全予約制で毎月限定20斤。1斤600円(税抜き)。次回は2月21日に同店で販売する。予約はあすなろ

2020年01月18日 08:54
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