県政の基本方針となる次期総合計画の有識者ヒアリングが17日、県庁で開かれ、国際政治学者の三浦瑠麗氏がゲストとして出席した。

 ヒアリングは非公開で行われ、有識者に加え山本一太知事ら幹部、職員らも参加して活発に議論。三浦氏は20年後の国際情勢から女性活躍にいたる幅広いテーマで県への助言を行った。

 山本知事はヒアリング終了後、記者団に対し「県は今後、中国との関係を重視するが、三浦氏からは中国脅威論ではなくウィンウィン(相互利益)の関係を模索すべきだとの説明を受けた」と述べた。

 また、群馬県のイメージについては「長野県などに比べてセンスの面で課題があり、女性が来県したいと思うような洗練された雰囲気を作ってはどうかとの助言があった」と明らかにした。

 県は今年10月、今後20年先を見据えた総合計画を取りまとめる予定。

 三浦氏は本紙「正論」執筆メンバー。「日本に絶望している人のための政治入門」や「21世紀の戦争と平和」などの著書があり、活発な言論活動で平成30年2月、第18回正論新風賞を受賞している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000012-san-l10
前スレhttps://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1579346080/