全国的に見ても人口流出が深刻な沼津市で、転入する人数が転出を上回りました。

沼津市によりますと、去年、市を離れた転出者が7680人だったのに対し、市に移り住んだ転入者は308人多い7988人でした。
転入が転出を上回るのは1982年以来、37年ぶりです。

沼津市は長年、転入人数が転出を超える 転出超過が続いていて、2013年は全国で6番目、その翌年も全国ワースト7位を記録していて、沼津を出ていく人が多い傾向が続いていました。
今回、20代の転入者数や30代のファミリー層が増えていて、その背景には去年10月にオープンした「ららぽーと沼津」の影響があるとみられています。

沼津市・頼重秀一市長:「若い方々が働ける場所というところが、なかなか難しいという話がこれまで出ていた。そういうことをしっかりと踏まえた上で、若手が就業したくなるような、そういう場所を(今後も)しっかりと作っていく」

1/22(水) 15:42配信
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