元行員が、客の預金などを着服していたとして、宮崎銀行が記者会見を行いました。被害額は1億円を超えています。

着服していたのは、宮崎銀行審査部に勤務していた46歳の男性です。
宮崎銀行によると、2011年から着服を行っていた疑いがあり、被害にあった客は9人、被害額は合計約1億1360万円にのぼります。去年11月に金融庁から情報提供があり、発覚したということです。

銀行では去年11月18日、元行員にヒアリングを行ったところ、関与を否定したということですが、その翌日から連絡が取れなくなっていて、1月10日付で懲戒解雇するとともに、現在、刑事告訴をする方向で警察に相談しています。

被害にあった客には、説明とお詫びを行っているところで、全容を解明してから被害弁済について判断する方針です。

1/22(水) 17:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000004-umk-l45