日本赤十字社は1月24日、1都6県の献血ルームでラブコメディ作品『宇崎ちゃんは遊びたい!』のキャラクターを採用したキャンペーンを実施すると公式サイトで発表した。
「宇崎ちゃん」は「カワイイ巨乳後輩」と説明されるキャラクターで、昨年10月から1カ月間、最初のキャンペーンが実施された。

主に男性向けのアニメや漫画特有の表現によって描かれた、大きなバストの形がはっきりとわかる服の宇崎ちゃんのイラストが使用されたため、「性的なキャラクターを公的なキャンペーンに使用するには不適切」などと批判を集め、物議をかもしていた。
今回のキャンペーンは、昨年より予定されていたもの。

●「献血キャンペーンに参加します」と申し出ると記念品

発表によると、キャンペーンは2月1日から2月29日までで、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城の献血ルーム約40カ所で実施される。
献血ルーム受付で「献血キャンペーンに参加します」と申し出ると、対象者には「宇崎ちゃん」のクリアファイルがプレゼントされるという。
「宇崎ちゃん」は前回のキャンペーン中に炎上、日本赤十字社は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「一般の方へのPRを目的としたものではございません」(経営企画課)として、あくまで一部ファンを対象としたものであると説明していた。

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