https://www.hokkaido-np.co.jp/article/386734


在日ロシア職員、スパイ活動か 警視庁、ソフトバンク元社員逮捕
01/25 19:22 , 01/25 23:06 更新

 ソフトバンクから機密情報を不正に引き出したとして、警視庁公安部は25日、不正競争防止法違反の疑いで同社元社員荒木豊容疑者(48)=千葉県浦安市=を逮捕した。在日ロシア通商代表部の情報機関員とみられる職員に渡った疑いがあり、公安部は、ロシアによるスパイ活動事件として全容解明を進める。

 警察当局は外務省を通じ、在日ロシア大使館に対し、機密情報を受け取った疑いのある50代の職員の男と、2017年に帰国した40代の元職員の男を警視庁に出頭させるよう要請した。

 捜査関係者によると、荒木容疑者と接触し始めたのは元職員で、後任の現職員に引き継いだとみられる。