世界保健機関(WHO)は1月30日、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に対応するため3回目の緊急委員会を開催し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)に該当すると宣言した。中国への渡航制限勧告については見送ったが、日本や米国など警戒感を強める世界各国が予防的措置として、中国への渡航を制限するケースが相次いでいる。

緊急委員会は非公開で開催され、終了後に記者会見したテドロス事務局長は「中国以外で感染が広がっていることを重視した」と宣言の理由を説明した。さらに「今後、このウイルスが医療の脆弱(ぜいじゃく)な国々に広まる可能性を強く懸念する」と述べ、ワクチンの開発を急ぐ必要性を強調した。

毎日新聞2020年1月31日 20時30分(最終更新 1月31日 20時30分)
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