雪がない「雪まつり」開催へ
02月05日 15時52分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200205/2000025002.html

和歌山県那智勝浦町では、長野県から雪を運んで毎年開いている「雪まつり」用の雪が暖冬のため調達できず、ことしは雪がないまま、「雪まつり」を開催することになりました。

温暖な気候で雪がほとんど降らない和歌山県南部の那智勝浦町では、子どもたちに雪遊びを体験してもらおうと、毎年2月に、長野県白馬村から雪を運んで「南の国の雪まつり」が開かれています。

しかし、ことしは暖冬の影響で長野県でも雪が少なく、必要な量が調達できない事態となっています。
こうした中、5日、「雪まつり」の実行委員会が開かれ、ことしは、子どもたちに人気の「雪山コーナー」に代わり、氷を使わず、特殊な樹脂パネルを敷き詰めて作るスケートリンクを設け、なんとか「雪まつり」そのものは開催することになりました。

南紀くろしお商工会の森川起安会長は「ことしは残念ながら雪を確保できなくなってしまいましたが、まつりに来てくれた人にはしっかりおもてなしをしたい」と話していました。

地元の27歳の女性は「子どもたちが雪で遊べる貴重な機会なので、来年、雪が確保できたら、ぜひ子どもを連れて遊びに行きたいです」と話していました。

那智勝浦町の雪がない「雪まつり」は、今月16日に開催されます。



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