新型肺炎 妊婦に呼びかけ「こまめに手洗い 人混み避けて」
2020年2月5日 18時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273791000.html

中国を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本産婦人科感染症学会は、妊婦や妊娠を希望する女性に対し、注意を呼びかける文書を出しています。

この中では新型コロナウイルスによる感染症について、現時点では特に妊婦が重症化しやすいといった情報や胎児に障害が出たという報告はないとして、過度な心配は不要としています。

ただ一般的に妊婦は肺炎になると重症化するおそれがあるため、注意を呼びかけています。

予防策としては
▽外出後や食事の前など、こまめに流水とせっけんで手洗いをすることやアルコールなどの消毒薬が効果があるとしています。
ほかにも、
▽発熱やせきなどの症状がある人との不必要な接触を避けること、
▽なるべくマスクをつけること、
▽手や指を不用意に口や鼻などにもっていかないことなどを挙げています。

文書をまとめた日本大学医学部の早川智教授は「マスクはあればしたほうがよいが、予防にはこまめにせっけんで手を洗い、自分のハンカチかきれいなペーパータオルでふくことがいちばん大切だ。また必要のない時には人混みに行かないことも心がけてほしい。妊婦は不安になる人も多いと思うが、感染症が流行するときにはさまざまなデマが発生するので正確な情報をもとに行動してほしい」と話しています。


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