和久田麻由子アナが夜、桑子真帆アナが朝!NHK看板アナ異例の入れ替え
2/6(木) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000042-sanspo-ent

 エースアナ同士が、異例の朝晩交代! 「NHKニュースおはよう日本」の和久田麻由子(31)、「ニュースウオッチ9」の桑子真帆(32)の両アナウンサーが、3月30日放送からメインキャスターとして入れ替わることが5日、分かった。和久田アナが夜、桑子アナが朝の顔に転身。その裏にあるNHK上層部の狙いとは?

 新婚の和久田アナとバツイチ独身の桑子アナ。NHK屈指の実力を持つ女子アナ同士が、朝晩の看板ニュース番組の平日メインキャスターの座をチェンジする。

 和久田アナは2015年3月からニュース番組「−おはよう日本」(前4・30)の祝日を除く平日キャスターを担当。明るい笑顔と安定感抜群のアナウンス力で硬軟両方のニュースを伝え、昨年の紅白歌合戦で総合司会に抜てきされた。

 一方、入局が1年先輩の桑子アナは17年4月から報道番組「ニュースウオッチ9」(月〜金曜後9・0)を担当。歯切れのいい口調と人なつっこい笑顔でニュースの深堀りもしてきた。17、18年の紅白歌合戦で総合司会を務め、現在は大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)の番組最後に流れる「大河紀行」の語りも務めている。

 同局関係者は今回の人事の背景について、4月から本格的に始まるテレビ番組のインターネットへの常時同時配信や7月からの東京五輪を前に「毎朝の帯番組から強化して、視聴者を引き付けたいという考えがある」と指摘。そのために、より経験豊かな桑子アナに先導役になってほしいという思惑が上層部にあるようだ。

 とはいえ、別の関係者は「あくまで適材適所が原則。実力的には2人とも遜色ない。ただ、和久田アナには日々の総まとめともなる夜のニュース番組で、さらなる複眼的なものの見方を身につけてほしいということも局内的にはある」と語る。

 正式発表と会見は今月13日。2人がどんな抱負を語るか注目されるとともに、双方の裏番組となる民放にとっては新たなライバル出現となる。