感染ゼロのインドネシアが面白い

「環境劣悪だから感染ゼロ」 自虐投稿が人気―インドネシア
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020020600801&;g=int

「インドネシアはすごい。多くの国で感染者が出たのに、
まだゼロだ」。ツイッターに3日投稿された文章はこんな
書き出しで始まる。続けて、「湿度の高い熱帯で、無数の菌や
汚い空気に囲まれて暮らす私たちは、外国人より免疫が強い」
と自虐的に分析。「日本人が命を落とすような大腸菌も、
せいぜい下痢だ。子どもの頃から汚い水を使ってきたから」
とも記し、3万5000回以上リツイートされた。

 インドネシアを訪れる中国人観光客は多く、毎年200万人を
超す。4日までは往来が禁じられておらず、感染ゼロは不自然と
受け取られている。「感染者がいないのではなく、発見できて
いないだけでは」「検出器の性能が悪く、ウイルスは拡散して
いるかも」。政府の能力を疑う投稿が目立つ。

 地元紙によると、各地でマスクの買い占めや品切れが頻発し、
価格が高騰。「ウイルスは中国の陰謀だ」というデマも出回っている。