https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200211-00017162-jprime-life&;p=1

昨年12月の『M-1グランプリ』で優勝したお笑いコンビ『ミルクボーイ』が漫才で取り上げた“コーンフレーク”が大ブームに。
以来、食卓によく登場するけど、“牛乳をかけるだけ”じゃマンネリぎみ。コーラ、オレンジジュース、あんこ……。
スベらない食べ方を徹底検証してみようやないかい!

『М-1』から1か月後も売り上げ2倍

「人生の最後に食べたくない」「パフェのかさまし」……。『ミルクボーイ』のネタで、ディスられていたコーンフレーク。

「放送直後からSNSを中心に大反響となり、1か月たった今でも、通常の約2倍の売り上げを保っています。
彼らの漫才がきっかけで、多くの方にトライアルいただけたことを大変うれしく思っています」

そう話すのは、コーンフレークを販売する『日本ケロッグ』マーケティング部の山路真由さん。
ミルクボーイがケロッグ公式応援サポーターにも就任し、ますます注目を集めているコーンフレーク。
考えてみてると、「調理不要」「栄養満点」「腹持ちがいい」という万能食品だけど、食べ方が“牛乳をかけるだけ”ではモッタイナイ……。

そこで、コーンフレークの可能性を追求すべく、新たな食べ方に挑戦してみました。


酸味と香ばしさはノーマッチング!オレンジジュース「×」

口に入れる前にフワッと香る柑橘系。食前から「あんまり合わないかな?」と思ったが、予想どおりの結果に。
オレンジジュースがまずのどを通り、残ったコーンフレークを咀嚼して飲み込む感じ。味にまとまりがない。

オレンジジュースよりはマシだけど…乳酸菌飲料「×」

果汁100%のジュースよりは食べやすいが、「おいしいか?」と聞かれると「う〜ん(否)」。マットな『飲むヨーグルト』系なら味がまとまるかも。
子どもたちも「別々に食べたほうがおいしいと思う」とバッサリ。

サクサクとモチモチは合うやないかい!タピオカミルクティー「○」

コンビニで購入したタピオカミルクティーで挑戦。サクサクとモチモチの食感コラボが斬新かつ絶妙にマッチ。
甘さと香ばしさの組み合わせもバランスがいい。腹持ちも倍増するので、時間のないランチはコレで。

パチパチキャンディー風の味わいにコーラ「○」

今回の実験でもっとも抵抗があったコーラだが、意外にイケる! コーンフレークが炭酸をまとって、口の中でパチパチキャンディーのような食感に。
コーラ独特の甘さは、不思議とコーンフレークとなじむようだ。

トッピングで加えるならアリ!?みそ汁「△」

かけた瞬間、コーンフレークが水分を吸収してしまい、ボテッとした塊に変身。大量の麩が入ったみそ汁を食べているようで、
食感がとてつもなく重い……。だが、なぜか子どもたちにはウケがよかった。

新チョコフレークがここに誕生!ミルクココア「◎」

言うまでもなく、味はチョコフレーク。液体との組み合わせなので、のど越しがよくてスイスイ食べられる。今の時期ならホットにするのがベター。
甘さ控えめビターなココアをかければ大人も楽しめる味わいに。

食えたもんじゃないレベル水「×」

SNSで大論争となったこともある“シリアルに水かける”問題。本来の味を楽しむには水という意見もあるようだが、とにかく味がなさすぎる。
時間がたつと、より厳しい味になって完食するのがつらかった。

ヘルシーなポテチとは思えず…青のり「×」

ビニール袋に入れて、混ぜてみたがなかなかうまいことなじまず……。ただし、塩を加えれば青のり味のポテチと思えなくもない。
だが、やはりシナモンシュガーなど甘い系との相性がいいのかも。

卵かけフレークを朝食の定番に!TKG「○」

いつもより少しだけしょうゆを多めに入れた溶き卵をご飯のかわりにコーンフレークにかけた。サクサク食感と香ばしさがプラスされ、
スナック菓子っぽさのあるTKGに。子どもたちにも大好評だった。

“あえる”より“のせる”がベストポテサラ「○」

しっとりしたポテサラに、サクサクしたコーンフレークがなじんでバランスのよい食感に。混ぜるよりも上からかけたほうが食感を楽しめる。
ポテサラはいつもよりマヨネーズ多めのしっかり味がベター。