>>861
ヤルタ密約では、アメリカとソ連は、カイロ会談で出てきた
台湾の支那(国民党政権)への割譲を確認した。
朝鮮半島は当面の間は連合国の信託統治とすることとした。

しかし、米ソの対立が深まり、その代理戦争として朝鮮戦争が勃発し、
朝鮮半島は今日に至るまで分断されている。
更に、連合国自らが領土拡張の意図を否定した「カイロ宣言」なるものと矛盾することも批判を招いている。

この会談以後の戦後体制をしばしばヤルタ体制と呼び、
この会談以降、アメリカを中心とする資本主義国陣営と、
ソ連を中心とする共産主義国陣営の間で本格的な東西冷戦が開始されたと言われている。