>>392
>>393
[ インド独立への協力 ]

日本では殆ど知られていませんが、インド独立のきっかけも大東亜戦争にありました。
歴史家でありロンドン大学教授の エリック ・ ホプスバウは、二十世紀を回顧した近著 「 過激な世紀 」 の中で、

インドの独立は、ガンジーや ネールが率いた国民会議派による 非暴力の独立運動 によってではなく、
日本軍と チャンドラ ・ ボース率いるインド国民軍 が協同して
ビルマ ( 現 ミャンマー ) 経由 インドへ進攻した インパール作戦によってもたらされた。

と述べました。

インド国民軍とは インドの英雄 スバス ・ チャンドラ ・ ボースによる自由インド仮政府の下で結成されたインド解放軍のことで、
日本軍のインパール作戦には、 2 万人 の インド国民軍が チャロ ・ デリー ( 首都 デリーへ ) を合い言葉に参加しました。

反英運動
インド国民軍の善戦にもかかわらず インパール作戦そのものは悲惨な結果に終わり、
戦後英国は国民軍幹部を英国に対する反逆罪で裁こうとしましたが、
インド独立運動の愛国者を何故反逆者にするのかという反英運動が広がり大暴動になりました。

反英運動は英国に忠誠を誓った インド陸軍、海軍にも 【 飛び火 】 し、
全 インドで独立運動の武装蜂起も予想されたため、英国は 200 年に及ぶ植民地支配を断念し、
昭和 22 年 ( 1947 年 ) に インドは独立しました。