小中学校で1人1台のパソコンやタブレット端末が使える環境の整備に向け、萩生田文部科学大臣が、メーカーや通信業者らと意見交換し、学校向けに低価格での端末提供や、通信環境の整備に協力を求めました。

政府は、令和5年度までに小中学校で1人1台のパソコンやタブレット端末を使えるようにするとしていて、環境整備に向けて14日、萩生田文部科学大臣がメーカーや通信事業者らと意見交換を行いました。

この中で、萩生田大臣は「今後すべての学校で、1人1台の端末の導入を必ず実現していく。子どもの未来のために、パートナーとして、これから数年、一緒に歩んでもらいたい」と呼びかけました。

そのうえで、端末の機能をそぎ落として、できるだけ低価格で提供することや、高速大容量で機密性が高い通信環境の整備を学校向けの安い価格で提供すること、さらに学校現場で使いやすいアプリの開発などについて協力を求めました。

出席者からは「端末が年間どれぐらい必要になるか情報提供してほしい」とか、「導入後の端末の更新がどのような形で行われるかモデルを示してほしい」といった意見が出たということです。

2020年2月14日 15時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012285671000.html
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