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FCA、セルビア工場を停止か
新型肺炎影響、欧州メーカー初
2020/2/15 05:13 (JST)2/15 05:25 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社



　【パリ共同】米ブルームバーグ通信は14日、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ（FCA）がセルビア工場の操業を停止すると報じた。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大で、中国からの部品供給が滞っているためだ。

　新型肺炎の影響で欧州の生産拠点の稼働が止まれば、欧州自動車メーカーで初めてのケースになるという。

　報道によると、FCAがセルビアの工場で生産しているのは小型車「フィアット500L」。オーディオシステムや電子部品が不足している。

　新型肺炎を巡っては、日産自動車や韓国・現代自動車も、中国の外にある工場の稼働停止に追い込まれた。