行方不明になっていた10代の少女を発見したとして、埼玉・大宮署は警察犬の「フレイル オブ S・ウイスタリア号」(雄、6歳)と指導士の小林勝さん(50)=春日部市=に感謝状を贈った。

 同署によると、1月22日午後11時5分ごろ、神奈川県に住む少女の父親から「母親と口論した娘が帰ってこない」と110番があった。少女の携帯電話のGPS(全地球測位システム)から、さいたま市大宮区内にいることが判明。同署は小林さんに出動要請した。


 23日午前4時過ぎ、小林さんとフレイル号は少女の位置情報があったスーパーから捜索を開始。約20分後、少女が知人と滞在していた同区内のアパートを突き止めた。少女は無事発見された。

 小林さんは「犯罪に巻き込まれるケースもあるので、必ず見つけるという気持ちで粘り強く取り組んだ」。川久保彰署長は「事件事故に巻き込まれるのを防いでもらい、迅速な活動に感謝します」としている。【中川友希】
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